「若者の自由な発想を縛る」おかしな社会に挑んだ記者たち

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 アサヒ朝刊の1面トップにルポ2020「カナリアの歌」が掲載された。12月29日(日)から始まって、元旦号はお休み。年をまたがった変わった年始企画は元旦のIR汚職の特ダネのためか。きのう8日(水)の7回目「型どおりの授業 学校がつらい」(最終回)をじっくり読んでみた。親の転勤でドイツから帰国して都内の小学校に入ったが、事細かな「学校の決まり」に馴染めず不登校になった子どものルポだった。中学生になった彼はいま、通信制の学校に入り週3日、楽しく通っている。面白いので、新聞の束をひっくり返してプロローグから読む。

 プロローグ29日の「個性問われても<脅し>みたい」は、大学生の就活話だった。1面に30万円の就活塾のルポがあって、2面は関連する就活悲話。せっかく内定をもらったのに「聞いたことのない会社はやめなさい」と父親に反対された話などが並ぶ。そして「正解のない時代をどう生きるか」という若者5人の座談会だ。

 カナリアはかつて炭鉱で異変を知らせた。「歌が途切れるのが、危機のシグナルだった。いま、カナリアの歌は聞こえているか。大人社会からのプレッシャーにたちすくむ若者たちの声なき声にまず耳を澄ます」とある。いまの社会は未来を大きく左右する岐路に立つ。記者たちが、いま一番伝えたい時代の転換点や危機の現場を訪ねるルポが始まった。

 1回目は「気候危機の最前線から」。昨秋にハリケーンが襲ったカリブ海のリゾート地バハマ、強い台風15号の被害でいまもブルーシートの屋根が目立つ千葉・館山、かつての氷の滝が消えた北極圏グリーンランドなどのルポ。5回目は共通テストの英語民間試験活用に「おかしい」と声を上げた高校生たちの話。私立旭川明成高校の主権者教育の現場ルポもあった。

 入会金150万円の高級人間ドックも(6回目)。会員759人、中小企業の経営者とその家族が中心。「金持ちの相手しかしていないイメージがあるでしょう」と院長(51)。彼は週1日、がん患者の訪問医療を手伝う。公営住宅や生活保護世帯も多い地域で患者が家で過ごすのをサポートする。「医師としてバランス感覚を保つ」ために続けているという。

006.JPG 昨年12月中旬、イラク北部ドホークのクルド人難民キャンプに住民と交流する井上恭子さん(46)がいた。日本のNPO「ピースウィンズ・ジャパン」のイラク事務所に勤め、シリアからの難民が一時避難する巨大テント4棟を設置して生活支援に当たる。

 約3千万人のクルド人は第1次世界大戦で居住地の真ん中に国境線を引かれトルコ、イラク、シリア、イランなどに分断された。1991年の湾岸戦争直後には、フセイン政権に弾圧されてトルコに逃げようとしたが入国を拒否されてイラクの国内避難民となった。国連の支援対象は国外に逃れた難民に限られたが、このとき国連難民事務所のトップだった緒方貞子さんが国内避難民のクルド人の人道支援を決断した。

 その志がしっかりと日本人女性に引き継がれていた。すごいですね。4回目の井上さんのルポがNO1でした。

 「カナリアの歌」を読んでいて、大阪読売の黒田清さんが70年代にやった民主主義を考える連載「われわれは一体なにをやっておるのか」を思い出す。記者が様々な人を訪ね歩いて、ゆがんだ社会・形骸化した民主主義を考える企画でした。やっぱり、記者は街に出て、頑張っていたり、泣いたり笑ったり、大勢の人に会いにいくことが大事ですね。


《初「かいてんずしだよー」》
S__73080838.jpg 先日、しん君パパがお休みなので、アリちゃんたちが回転寿司「花まる25条店」に行った。車はチャイルドシートで大人は定員3人。パパ・ママ・Mばあばで満員、じいじはお留守番でした。
 まだ生の魚は食べないので、アリちゃんはカラ揚げとポテトにのり巻き。そこそこ客がいて、きょろきょろ物珍しそう。赤ちゃんもいて、指をさして「あー」と叫ぶ。
 さばとマグロをお土産に頼み、巻物も含め6つくらい食べる。わたしも初花まる、新鮮でけっこういける。わが家から1・6kくらい、徒歩20分ほど。次は一緒にいってみたいな。

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